禁断の惑星とテンペストが関係があるという話
SF映画の古典的作品の『禁断の惑星』がじつはシェークスピアのテンペストの翻案であり
ここから先はネタバレ注意だが
(もっともwikipediaでも最初っから書いてあるんですが)
潜在意識と自我の関係という心理学的なテーマと
科学技術とその人間の使い方という今日よく議論される話題の
さらには中世の時代では「悪魔」や「魔法」といった精神世界の現世での現象化というあの魔女狩りとお馴じみの問題
そういったものをすべて内包する
つまり人間の文明は自我に内包する無意識のイドによって滅ぶ
さらにいうと今の時代文系が軽んじられ理系の研究に重きをおく風潮
唯物論の研究者が暴走する
科学技術をコントロールできなくなって我らのエゴという悪魔で自滅しないように
ただしテンペストでは魔法は白魔術で科学技術に対応するのが面白い
そうですか?
参考文献
「the tempest から forbidden planetへ」
(日本大学院総合情報研究科紀要 菊池善太 No,7, 399-406(2006))
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