逆順シャッフル
1の17乗根での巡回群
ガウスが十九歳のときに発見した正十七角形の作図と方程式の関係
多項式の根の拡大と置換
ガロア理論という見方
整数のモジュラー算術で対応
シャッフルとの関係では
逆順シャッフルとなる場合
十七角形だからmod.17
そのとき3が原始根
指数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
元 1 ,3,9, 10,13,5, 15,11, 16, 14, 8, 7, 4, 12, 2, 6
ちなみに十七での原始根は
3,5,6,7,10,11,12,14
みな同じように位数16で巡回する
(フェルマーの定理でp-1でまわる)
位数8では
(1,9,13,15,16,8,4,2)
これらはすべて位数8の巡回群で
どれかひとつを連続して置換するとこれらすべての元が一巡してもとに戻る周期が八回という意味ですね
ためしに9か2かでシャッフルすればよい
じつは八の周期を持つのはこの中の
2,9,8,15
恒等置換の1とp-1があり元が巡回する正規部分群たるそれらをかけていくとマイナス1
つまりは逆順シャッフルとなる(はず)
1*9*13*15*16*8*4*2=-1
つまり九進数のシャッフルをやってつぎに14進数シャッフルをやって、、、八回すべてやりおえると逆順となるはず
順番はかえてよい
これは全部非原始根になってる
1は恒等置換で関係ないので
注目すべきはすべて非原始根であること
位数4では
(1,13,16,4)
1*13*16*4=-1
13か4でまわせばよい
先程の八のときの使わなかったもので
4,13
が四回目でもとに戻る
位数2では
残りの
1,16
1*16=-1 mod.17
これは当たり前か
部分群はみんなp-1の約数でまわるのでこれでよい
ちなみに原始根をすべてかけると
3*5*6*7*10*11*12*14=1
理論では平方非剰余が原始根になりうるが平方非剰余であっても原始根であるとはかぎらないという
だけどこの場合例外なくなってる
実際は根をたしあわせてその係数としそれをかけてくみあえあせる多項式
ここでは元を直接計算するから掛け算する
これらがくみあわさった多項式の根が二次式で表されるから正十七角形は解けるつまり定規とコンパスだけで作図可能。