ファロというカジノゲームがある
なぜ数世紀に渡って全盛を誇ったゲームが二十世紀にはいって突然廃れてしまったかはまったく謎である
あのOKコラルの決闘で有名なワイアットアープやドクホリデイもファロディーラーだった
プーシキンの『スペードの女王』しかり悪名高きファロレディーしかり
いまはもう過去の遺物に成り果てたこの魅惑的なゲーム
ひとつ仮説みたいなものをいうならば他にもっとよいゲームができたのだろう
世代交代ってやつだ
オモシロクナイ?
90年代に女子校生がミニスカになったのはなぜか?
こちらの仮説モアルヨ
候補1
バカラ(あるいはシュマンドフェル)
こいつはバンクゲームにしては効率がよいから
なぜならディーラー対プレイヤーでなくてプレイヤー同士を戦わせるから
アメリカのラスベガスで導入
1930年代にNevada州でカジノが合法になったときのゲームにはファロがあった
サンズの経営者だったある男が1950年代にバカラを導入する
アメリカンスタイルのルールで
プレイヤーとバンカーの対決で両方が客(プレイヤー)がやる
バンカーが勝てばカジノ側にコミッションをはらうだけ
だからプレイヤー側の不利にならないようにオッズを調整してある
当然カジノ側が勝負のリスクをすべて引き受けるわけでないから安全
賭ける側も危険だが引き受ける側も危険なファロ
つまり前世紀のギャンブルであるファロは危険な臭いのするゲームだけでなくて実際にはカジノ側を破産させる可能性のあるゲームだったわけだ
実際に西部開拓時代の女ギャンブルハウス経営者でディーラーがイカサマ師にはめられて破産して自殺したりする
もっともいかさまディーラーならばどうか?
当然そうならないように自己防衛するしょ
ファロディーラーがいかさまするのはそうゆう理由があったのか
参考資料
黒野十三『ザカジノ完全ガイドブック』
David G Schwartz,frontiers in chance
John M Findlay,people of chance
女子校生はどうなった?
女子校生がミニスカになったのは制服のスカートを詰めてもシミチョロしなくなったから
シミチョロつまりシミーズがチョロットみえる
シミーズとはスリップ
スリップとは女性が服のしたにはくやつ
キャミソールとペチコートが繋がったようなやつ
当時の女子は校則で制服のしたにスリップをつけなければいけんときまっとったんで
教師がセーラー服のしたにスリップつけとるかどうかチェックする
当然制服のスカートの丈を改造したらシミチョロする
で90年代になるとこれがなぜか廃止
スリップは本来はスカートの生地が身体にまとわりつくのを防止する役割だけどそれがなくなりスカートがうざくなる
結果的にシミチョロする危険性もなくなりミニスカに改造できると
その方が活発にうごける
はたしてこの仮説はいけてるのか?
学者は90年代にDCブームが起こってそれが学生服にも波及さらにはトラディショナルなセーラー服からブレザータイプにモデルチェンジする過程でチェックスカートが導入されこれによりデザイン的にスカートの裾が短くなると解くけど。
Faro関係文献
Robert K DeArment,knight of the green cloth
リチャードアードーズ『大いなる酒場』
津神久三『ワイアットアープ伝』
津神久三『ガンマンは二度死ぬ』
津神久三『フロンティアの英雄たち』
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