2020年4月26日日曜日

マジックとホラ話

ウサギを取り出すマジシャン

マジシャンはなぜシルクハットからウサギを取り出すのか?

それはネタ場にあって鳴かない暴れないといった取り出しの基本です

ではモルモット(ギニアぶた)や鳩でもいい

じつは昔イギリスに人間の女性がウサギを産んで?騒動になった

それは嘘なんだけどそれ以来マジシャンはシルクハット(子宮のかわり)からウサギをとりだすというネタをやるようになったという

mary toft;out of whome

Crifford a. Pickover,phd./the girl who gave birth to rabbit,a true medical mystery.

嘘のようなほんとの嘘

princes caraboo
Jawasoo

むかし東洋からきた王女というふれこみの女詐欺師

セルフプロクレイムシンデレラ。

参考

Jennifer raison and michael goldie;the servant girl princess CARABOO the real story of the grand hoax

John mathew gutch:caraboo:a narrative of a singular impmsition, practiced upon the benevolence of a lady residing in the vicinity of the city of bristol by a young woman of the name ofmary willcock, alias baker.

2020年4月20日月曜日

イカサマシャッフルの起源

イカサマシャッフルの文献

一番古いのは?

まず賭博の文献で英語だと

gilbert walkerMANIFEST OF DICEPLAY1552
(rogues, vagabong &sturdy beggers 所収)

シャッフルだと
robert greeneNOTABLE  DISCOVERY OF COZENAGE1591
(前述とおなじ文献に収録)155-205;169,
これはおそらくprimeroのstock shuffle かと

数理
パーフェクト
ozanam

おそらくパーフェクトシャッフルをはじめて文献にしるしたひと

シャッフルしてメッセージをだすという占いの演出

De moibre

faro (card game)の数理を研究したひと
文献

Monge

あのナポレオンに随行してエジプトにいったひとパーフェクトシャッフルの一種のmongean shuffle を研究したひと

モンジュ?モンジェ?

うーん、どっちでしょうね

でもってozanam の文献に出てくるup and down shuffle を研究したのがmongeですか?

おそらく昔は横にスライドさせるシャッフルだったのでしょうかrz?

2020年4月18日土曜日

サンドイッチ伯爵はサンドイッチを食べたらいけない理由(2)

サンドイッチ伯爵は賭博場でサンドイッチを食べていたか第二段

軽食の名称にかかわる都市伝説

イギリスの政治上のスキャンダル

なぜサンドイッチ伯爵(1718-1793)が賭博のときにサンドイッチを食べたらいけない?

当時の植民地であるアメリカを共和制つまり王制であるイギリスから独立させようという思想にくみすることとなるから

それは海軍卿として独立思想(共和制つまりTHOMAS PAINE派)に対抗しなければいけない立場だったサンドイッチ伯爵ことJOHN MONTAGUにとっては野党というか政敵に攻撃される隙を与えてしまう

なぜか?

それは前にもふれたJOHN KING (こと本名JACOB REY1753-1824)なる人物がフランスと往来していて共和制思想をイギリスに持ち込んでイギリス貴族に取り入って金貸しなどの事業をやっていた(前にフランス出身でといったがsephardic jewらしい)

その出資者の一人がLORD FALKLANDでファロテーブルを自らディーリングしていたほどのギャンブル好きの貴族でサンドイッチ伯爵も関係してるというのが前回までの話(むりくりにこじつけたわけだが)

ようはサンドイッチ伯爵を政治的に失脚させるには共和制思想のひとたちと関係してると思わせる印象操作をすればよいわけ

噂を流したのはそれが狙いだったわけだ

伯爵が[公共の賭博場でゲームに夢中になる]とは政治上の堕落や汚職またはJOHN KINGのようなひとたちと裏で繋がってるということをほのめかす

驚くのは関係者がみなフリーメイスンかそれの関係者っぽい

フランス革命やアメリカの独立が[free-mason思想]からでたという
(竹下節子『フリーメイスンーもう一つの近代史』参照)

啓蒙思想に自由思想と政体

ヨーロッパに遊学した伯爵が当時どのような思想を持っていたかは不明だがフリーメイスンのそうした思想を裏では共有していたのかもしれんし
(ちなみにMONTAGU一族のなかには1721年にfreemasonの憲章を作らせたgrandmasterがいる )

伯爵が地獄の火クラブなどの秘密結社と関係してるとの疑いがあるとマズイのと同じだ

昔ハマコーがラスベガスで大金をすったのも裏ではロッキードの金が還流してるんじゃないかと
スキャンダルになったけどおなじような。

経緯

1721 JOHN M.2nd DUKE OF MONTAGU(1690-1749)が貴族のgrand masterとしてfree masonの憲章を作らせた(実際に起草したのはスコットランド長老派の牧師ジェームスアンダーソンであった)

1762サンドイッチ伯爵が公衆の賭博場でサンドイッチなる食べ物を発明したとLondonで噂になるとフランス人の旅行家が書き残す(フランス人の旅行家というのが意味ありげ)
1763七年戦争の終結とパリ条約でのイギリスフランス間のアメリカ東海岸権益のフランス領がイギリスの領有となる

1773ボストンティーパーティ起こる

1775アメリカ独立戦争とアメリカ独立宣言1776
-1781アメリカ独立戦争終結
1782サンドイッチ伯爵政界引退

1784 アメリカ初の黒人のフリーメイソンロッジであるPRINCE HALL FREEMASONRYがボストンで承認される

1789フランス革命起こる

1790c faro ladies の騒動起こる

1793サンドイッチ伯爵死去

1820c  W.CROCKFORD のギャンブリングクラブができる(文献のなかには伯爵がクロックフォーズのクラブで賭博をやっていたとあるが明らかに時代が違う)

なお近代史のなかのfree masonは組織の名称はFREEMASONRY でその正員はフリーメイスン

しかし相変わらず[公衆の賭博場]というのが引っ掛かるけど、秘密クラブとか仲間内のクラブでは少しセンスが違うような?要追跡調査か?

2020年4月5日日曜日

シャッフルについて

シャッフルについて

リフルシャッフルまたはダブテイル

カードを半分くらいにわけて順にはじいて落としていきまぜあわせる

カードのサイド側のコーナー付近をはじくやりかたと内側エンドを曲げながらはじいておとしていくやりかたがある

素人にシャッフルしてとたのむと大抵これをやる

リフルシャッフルの別名がダブテイルか
T A WATERS という人のencylopedia of magic and magicians.という文献によると

DOVETAIL BUTT SHUFLE(faro shufle) の別名とある

(前にfaroがファロディーラーのシャッフルかという話題のときにパーフェクトでないのもfaroだからその別名がダブテイル?混乱するわ)

仕込みでワンウエイやストリッパ(テーパー)の場合相手が方向をかえないようにみていないといけない

パーフェクトシャッフル

ファロまたはフェロウまたはfaro or weave

アメリカではfaroいぎりすでweaveというらしが本当か?
in-faro

一組のカード52枚で52回インのファロするともとに戻る
out-faro
一組のカード52枚で8回アウトのファロするともとに戻る

MONGEモンジェまたはモンジュまたはmongeanモンジーン
本当はup and down shuffle という
数理を解析した数学者の名前をつけて言う
一組のカード52枚で12回モンジェするともとに戻る

規則性のあるシャッフル

置換群とcyclic  permutation

ある置換を連続でやると必ずもとにもどる

コントロールシャッフル

特定のカードを特定の位置にコントロールする目的の置換

GERGONNE(ジェルゴンヌ)やなんかは有名でたぶん元祖

三進法で27枚のカードのうちの一枚をどこでもたった三回のパイルのつみかえで達成

ダウンアンダー、アンダーダウン
DU/ UD

フォールスシャッフル

ウソのシャッフル

シャッフルしてるように見せて実際はしていない

実際はもとの順番に戻してしまう

プルスルー、プシュスルー

ザロウzarrow

ヘインシュタイン

戻す作用のシャッフル

パーフェクトファロの逆の操作であるアンチファロ

またはおなじことをスプリングしながらやるアンファロ

シャッフルには別名というかまたの名前がある

greek shuffle

Clondik

Russian  

Australian
シャッフルという言葉について
フォールスシャッフルの対義語が真正シャッフルかどうか

ならばふつう「シャッフル」というときはこれだけかというと

甘いシャッフル

規則性のあるシャッフル

等を知っている我々にはどうもシャッフルとは置換をあらわすのではないか

シャッフルイコール置換

だからファロシャッフルはファロ置換

リフルシャッフルは真正シャッフルか

規則性のあることからして違うと?

七回以上やると真正か

(つづく)

バーグラスエフェックトと一杯のチャーシュー麺

マジック理論(ヒント)

自分のルーティーンを作るときに一つの手順に現象を詰め込んでしまう

だけど個々の現象が関連するならよいが関連しなければミスマッチ

例えば

はじめに相手に一枚のカードを選んでもらう

これをもとに戻すが密かにボトムにコントロールしてパーム

そのあと相手にデックをわたしてシャッフルしてもらう

そのときパームした手をポケットにいれて二つ折の財布のなかにいれてしまう

そのまま財布をテーブルにおいておく

相手からデックをうけとりまたシャッフルしてからエースをあらわす

またいれてシャッフルからのポーカーハンドをつくって見せる

そのエースで相手のカードをあてるといいサンドイッチされるがそれは相手のカードではない

財布の一枚のカードをみせる

軽いネタのイントロから重いネタにクライマックスがくるようにする

はじめはアンビシャスカードでやって最後予言するなら封筒にはいるカード現象です

ようするに現象の繋がりが重要

バーグラスエフェックト?

またがる現象

一致現象なのか予言現象なのか

現象が曖昧だから演出で意味をもたせる

マジシャンがそうしているのか?

ACAAN(マジシャンがやる)

偶然の一致なのか

一杯のスプーンの理論

同時に現象がおこると効果が薄まってしまう

トライアンフで揃ったことをみせると同時に表向きの相手のカードが見えてはいけない

表向きにして相手のカードだけ裏向きにしておく

すべてを揃えたつもりで?頑固なカードがあなたのカードとするか?

リバース現象でもプレゼンテーション的に

同時多発におこったほうがいい場合は?

チャーシューメンの理論

チャーシューメンと普通のラーメン

基本のネタだけでインパクトがあればよい

さらに上乗せするならなおよいか?

ショートケーキセットとショートケーキラーメン

ラーメンにショートケーキがセットならうれしい

でもラーメンにショートケーキがトッピングするなら?

さらにラーメンにかけそばがトッピングするなら?

一杯のスプーンの理論とチャーシューメンの理論を並置すると

弱い現象のネタを単発でやる

弱い現象をやってそれよりは強い現象をやる

強い現象を単発でやる

これらを比べたときにやはり弱い現象を単発でやる意味が今一つない

バーグラスエッフェクトはマニア以外では弱い現象ですから何かを足さなければいけない?

2020年4月2日木曜日

バーグラスエフェックトのシャッフル版

バーグラスのシャッフル版

ACAAN 現象

まずある程度マジックの知識のあるひとは誰でもおもいつくはずの手順であると自覚してます

カードを手に持って相手に一枚のカードの名前を決めてもらう

このときにメモライズドデックかニューメリカルな全スタックであるデックの相手がいったカードがいま何枚目にあるかを突き止める(仮にハートの8で34枚目とする)

つぎに自由な数を決めてもらう

これが18だとする

あとはパーフェクトシャッフルでその枚数目にコントロールすればよい

一つのやり方はパーフェクトファローシャフルでエルムズリーのやり方のように一度トップにコントロールしてからその枚数まで送ればよい

ハートの8をエスティメーション等でブレークをしてカットしてトップにもってきて

相手のいった18から1ひいた1

二進数で表記して

1 0 0 0 1

1をIとして0をOとしてファローする(I =in,O=out)

1 →2→ 3→ 5 →9 →18

たった5回のファローでコントロールできる

最悪?ビット長でできるのがよい

そんなにパーフェクトシャッフルするのが嫌な人向け版

34から二枚をボトムからトップへもってきて36枚目とする

一回のファローで19枚目にくるので18枚数えて次のカードが相手のいったカードとするか

まあ即席で二進数に計算できればよい

頭のなかが二進数計算器になってれば?

一度失敗するけど二度目には成功するパターン

トップにコントロールしてからリバースカウントして表向きにして見せると違うカード

配ったカードをデックのトップにおいてからもう一度リバースカウントしてあらわす

サカートリックってやつ

魔法がかかってなかったとかいって。

伝説のバーグラスエフェクト

バーグラスエフェクトの私なりの解法

バーグラスエフェクトとは?

現象

マジシャンはテーブルのうえに一組のカードケースをおいておく

見ている相手に一枚のカードの名前を自由に決めてもらう

さらに1から52の間の好きな数を決めてもらう

もちろん1や52でもよい

マジシャンはテーブルのカードケースを取り上げて中身を取り出す

あとは一切カードにてを触れない

この状態で相手に裏向きにカードを一枚ずつ上からカウントして決めた数のところで止めてもらう

そのカードを表向きにしてもらうとまさに相手が自由に決めたカード

ポイント

本当に自由な枚数で自由なカードを決めてもらう

カードはいつも裏向きに配ってもらう

カードに仕掛けはない

ほかの道具はいっさいない

すべての道具は改めさせることができる

解法

実はカードをケースのなかである特殊なセットをしておくだけですが

なかなかユニークな方法を思い付いたのですが

ほかの人とかぶっているかどうか不勉強でわかりません。

2020年4月1日水曜日

ワタシがERDNASE

皆さんこんばんわ

誰だって?ワタシが噂のERDNASE だ

ウソだろうって?いやいやウソじゃないよ

証拠には?

ワタシはアードネスシフトといわれているものやオープンシフトだってできるさ

本人だからね

どうしていまになって出てきたかって?

みんなが勝手にワタシの正体を突き止めたがっているようだが見当ちがいだからだ

ワタシは鉄道員でもなくイカサマ賭博師でもなく

ましてやアマチュアマジシャンでもないんだ

堅実に生きてる普通の市民さ

みんなが思うようなヒーローじゃあない

じゃあなんであんな本を書いたのかって?

そりゃあカネになるからさ!

世の中名声よりカネだろう

だが思ったより売れなくてあきらめたんだ

おかげでlegend名声だけは残ったわけだ

まあ悪くはない

あれは手品の教科書でもないんだ

トランプ手品のネタもいれておかなきゃ売れないだろ

イカサマ賭博の教科書を書いたつもりがマジシャンにうけたなんてのはしゃれにならないな

どうしてかっていうと本物のイカサマ師ってやつは正体を明かしちゃあいけないんだ

改心したとか引退したプロギャンブラーとかいうその道のセレブとはちがうんだ

だからこうして表に出てくるのはマズイんだ

だからいままで公にしてこなかった真実を明かそう

それはワタシの正体を表す名前

S.W. ERDNASE

それを少しだけいじるんだ

SEWARDNES

Seward, NE S.

ほうらこれは地名さ!

そしてワタシの名前はイニシャルS氏さ

それがみんなが探し求めてる答えだ

ANSWER DES

コタエデス

はははは。