サーストンの三原則
原則1マジックをやるまえに何が起こるかをいってはいけない
原則2同じマジックを続けて演じてはいけない
原則3種明かしをしてはならない
落語の演目を考えると原則1は当たり前であらかじめ落ちをいってはいけない
原則1は寄席で落語の演目をあらかじめアナウンスしておかないでその時に決めるのとおなじか
原則2は寄席でも前に出た演者の落語の演目を後のひとがやってはいけないという不文律がある(同じ演目を皆がやるという会もある)
ではマジックでは
原則1は予言のマジックならこれは予言ですといってしまう
原則2はアンビシャス現象みたいに一つの手順で連続して演じることもある
これは連続して同じ現象を見せることによって何が起こるかを示唆しているわけでバッチリ三原則の原則1と2に反している
原則3はなんとなくわかる(ただしサカートリックというのがあるけど)
「さっきはこうだからこうだったか」
なぜいけないのか?
いけない場合は?
マジックをやりはじめた少年(少女)のようにやたらに同じようなテーマのマジックをやるからではないか
カード当てばかりとか
予言ばかりとか
何がいけない場合か
「前の現象を推測させる演技ではあってはならない」
(ははあわかったぞ、さっきはこうだからこうだったか)
ようするに前のネタの種明かし(自然なネタバレ)になっていてはいけませんよと
だから手順のなかでも連続した手順でもこれに反しなければ同じような現象を連続して演じることもできる
手順1手順2手順3すべて移動とか予言とか
前の現象をこわさなければよい
あるいはエスカレートさせるとか
サカートリックでもメインの現象とは違った現象のトリックを教えるとか
サーストンの三原則はじつはつながっていた。
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