もう少しべつの角度からデバイドのシャッフル(置換)をみてみる
普通のパーフェクトファローシャッフルは二進の置換ですから
理論上は
七枚のカードで三分割なら
3^r ≡1 (mod.7)
のrが戻る回数ですね
因みにファロー置換なら
2^r ≡1 (mod.7)なら
0)1 2 3 4 5 6 7
1)2 4 6 1 3 5 7
2)4 1 5 2 6 3 7
3)1 2 3 4 5 6 7
で三回でもどってしまう(これは7を法としたときに2が原始根でないから2^3≡1)
すべての元を3掛けて7をこえたら引けるだけひけばよい
0)1 2 3 4 5 6 7
1)3 6 2 5 1 4 7
置換表示
(1 3 2 6 4 5 )
の六回で戻るはず
ふむ
7を法として3は原始根
7は素数でp-1で6
これをカードでやるには置換のとうりにとっていけばよいか
ただしはじめは「三枚ずつ」にたばにして左から右におく
1 2 3|4 5 6| 7
それで右真ん中左という順番に「一枚ずつ」重ねていくのがいい
ただし右のパケット?は7の一枚しかないからあとは真ん中左真ん中左となる
3 6 2 |5 1 4 |7
だから7は不動点で動かない
このタイプのシャッフルではモデルとして完全に計算可能なのでなん分割でも何回でもとに戻るかは原始元かどうかできまる
元(カード)の組み合わせによってもっとはやくもとに戻るはず
講談社ブルーバックスの「素数入門」「数論入門」(ともn著者は芹沢正三さん)
には付録に位数表や指数表や素数の最小素数原始根の表があって役に立つ‼
ためしに十三枚では3進シャッフルをするには
3は13を法として原始元でない
3回でもとに戻るはず
で実際に(13は0で不動)
1) 3 6 9 |12 2 5 |8 11 1 |4 7 10
2)9 5 1| 10 6 2 |1 7 3| 12 8 4
3)1 2 3| 4 5 6 |7 8 9 |10 11 12
循環置換の表示
(1 3 9)
(2 6 5)
(4 12 10)
(7 8 11)
で四分割のシャッフルとして実行できる。
(因みに53だと23と30が四回で戻るらしいなんてのがある、多分乗法逆元でインバースの置換はリバースシャッフルなので二回でもとに戻るけどどうやったら実行できるか?)
0 件のコメント:
コメントを投稿