2020年3月12日木曜日

ファロのゲームとマジック

ファロのイカサマの手口とマジックトリック

ラフ&スムースの原理の原型

歴史的な事例から

凄腕ディーラーの登場

昔のギャンブルのファロではカードを二枚ずつだして勝敗をきめる

そのときに客とおなじ札がでないように店がイカサマをする方法

それは二枚を同時に重ねて出してしまうという大胆なもの

(もちろんしたのカードの次のカードがおなじもの何てことにならないように配置)

当然帳尻が合わなくなる

なにが出ているかをケースキーパーに記録しているから出ていないのがわかってしまうからだ

ではどうするか?

答えは簡単でケースキーパーのコマをひそかに動かしてしまえばよい

でも衆人環視のなかでそのような大胆な行為ができるか

そこでマジックの原理をつかう

[ひそかに]動かすとはミスディレクションつまり相手の心理にさとられなければよい

どうするかというと表で銃声がするとか

客同士がケンカを始めるとか

他に注意をそらせばよい

もちろんそれは仕込みの演技ですね

いかにもワイアットアープやドクホリデイ、ワイルドビルヒッコクの世界だ

だれも見てなければ堂々とコマを移動できるしひょっとしたらカードをすりかえることもできたかもしれない

リフルシャッフルとファロ

甘いシャッフルはつけこまれる

もし現代のリフルシャッフルの性質とその原理を昔のギャンブラーがしていたら

当然リフルシャッフルでリレーションスタックをたもつことにこの原理を使わない手はない

どうするかというと

まず二枚の関係性(例えば足して14になる二枚でとか特定の二枚)をきめたペアを用意して

それをまたリフルシャッフルでたもつ

全体をスタックせずにパーシャルでいいのでそのあとにパーシャルなスタックをたもつストックシャッフルをする

それもふつうにリフルシャッフルでいい

二度三度やってもなかなかくっついたカードがはなれないからそれを利用する

二枚ずつだして勝敗をきめるが

あらかじめ決められたペアの片方がでたらもう一方に賭ける

それは偶然にみえるのでそれだけで十分である

それはディーラーが客と通じていて店から奪う方法である

さらにいうとシャッフルトラッキング、まえに何のカードが続けて出ていたかを覚えておけばよい

ダイアの4にはスペードの8とか

7のカードの次のカードがなにかをおぼえておいて7がでたらそれに賭けるのだ

甘いシャッフルをするとカジノ側も付け入る隙を与えるかもしれない

(リフルシャッフルでは七回以上やらないと本当に混ざらないようだ)

あるいは別の方法ではコパーといってふつうの賭け方とは別にチップのうえに銅銭をのせると反対にかけられるというのがあってこれを悪用するとコパーに髪の毛を結びつけておいて反対にでたら引っ張って出目によって変えてしまうというのがある(だからクルピエがいて見張ってる)

一種のポストベットであるがある意味本当の必勝法

であるからギャンブルは悪徳といわれる

Charles Coraみたいにリンチされたり。

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