2020年3月4日水曜日

サンドイッチ伯爵はサンドイッチを食べていたのか?

サンドイッチ伯爵のカードゲームとは

ファロがいかに熱狂的なゲームか

サンドイッチはギャンブルと関係が深い

四代目サンドイッチ伯爵(john montagu1718-1792)が博打がすきでゲーム中に食事をするのに考案したとされてきた

少なくとも雑学や辞書のレベルではそれが歴史的な真実であるかのように語られてきた

しかし実際には根も葉もないうわさであった?

マリーアントワネットのパンが食べられないならケーキを食べれば発言のように後のひとが流したうわさではないか

はたして伯爵は賭博好きだったか

賭博好きの海軍大臣なら山本五十六でしょう?

伯爵がゲーム

伯爵がゲームに興じたという証拠?

では本当に伯爵が夢中になったであろうカードゲームはなんだろう

18世紀のヨーロッパで流行りのファロ(faro)ではないのか?

一説によるとファロテーブルで二十四時間ぶっ続けでゲームに興じたときのエピソードだという
(誰が?)

一説によると仲間内ではeucherやbridgeだという(誰が?)

では実際にはサンドイッチ伯爵はサンドイッチを食べていたのか?

サンドイッチ伯爵は本当にサンドイッチを発明したのか?

それはearl of sandwich(11代目の末裔がやってるサンドイッチチェーン)にでもきいてくれ

ついでにケンタッキーフライドチキンの11種類のスパイスの内訳もきいたらいい‼

いやそうではなくて

我々が知りたいのは伯爵が当時興じたゲームの種類だ

大臣として多忙をきわめる男がはまるゲームとは

仲間内でやる賭けないゲームか

そうだとするとprimero (pokerの前進といわれてるカードゲーム)

あるいはlansquenet

ひょっとしたらput またはwhist

Wikipedia によると

フランス人のひとがかいた本がこのエピソードの元らしいが

pierre jon grosley

TOUR OF LONDON1767/english1772

(GALE ECCO)アマゾンにて入手可能らしい

フランス語が読めないので英語版

まだ未確認だがwikipedia で参照されてたfactoidsではpublic gaming-table[公衆の賭博台]でとあるからbanking game の可能性あり

伯爵とファロテーブルとの接点

伯爵がファロ?をやったという可能性

サンドイッチ伯爵とファロテーブルの関係性をあらわす一次史料があればよい

頼みはgoogle books

google booksでしらべると

edward wortley  montagu(1713-1776)がjohn montaguつまり4th of earl of sandwichと一緒にfaro や hazard(ダイスゲーム)で遊んでいたかもしれん
(Johnathan curlingというひとの文献)

このひとは1751年にフランスにいって博打で騒動をおこして牢屋にいれられたりして(steinmetz ,jeremy black)

このedward wortley  montaguと間違われたのかもしれない
(edward  montaguいすぎwikipediaおなじ名前まぎらわしい)

さらには伯爵はLord Falkland という人物(Lord Falklandもいすぎ世襲貴族みんな)がファロバンクのクラブを個人的に主催していてユダヤ人の銀行家のJOHN KINGなる人と絡んでいてサンドイッチ伯爵もその人物に関係していたらしいことが別の文献でわかった(a newspaper history of England, 1792-1793LUCYLE WERKMEISTERp33Mr.king's apology1799のp30)

であるのならば該当のクラブに遊びにいっていてもおかしくはない

であるならば二十四時間ぶっ続けでゲームに興じたというのはあながち可能性がなくはない

そのときに食事としてbread and meatつまり今日のサンドイッチを食したかもしれないし何も食べなかったのかもしれない

だからサンドイッチはどっちでもよくね。

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